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ガムテバッグのその後…

ガムテバッグは、作ると面白いという記事を1年前にコラムで取り上げた。

その後…ガムテバッグはどうなったのか。

1年前に作成したガムテバッグは、結構なヘビーユーズにも耐え、バッグとしての任務を遂行している。

そして、世間ではガムテバッグが、テレビなどのメディアで取り上げられ、ネットで検索するとかなり多くのガムテ作品に遭遇するようになった。社内でもまた、今まで興味を示さなかった人々が、自らバッグやコースターを製作し始めた。カラフルという言葉から、ほど遠かった地味(!)な事務所に、キラッとした色の作品が溢れ出した。

troさん製作

troさん製作

ガムテバッグへの熱い想いが、社内に充満してきた頃、一般の方々も、楽しく、気軽にガムテバッグを製作できるように、作り方のマニュアルとカラフルテープをセットにしたキットを作成しようという企画が、社内から挙がってきた。
キット製作に関して、ガムテープ研究所のtroさんを会社にお呼びして、作り方を伝授していただき、監修をお願いすることになった。新緑さわやかな5月、troさんに宮崎より2泊3日で弊社横浜本社にいらして頂き、みっちりとガムテバッグ、お財布、カードケース、コースター、小物入れ、編み込みバッグなどのつくり方を教えて頂いた。

実際に製作をやろうという段階になると、ガムテバッグを巡る人々は、大きく3グループに分けられる。

きっちり派

ベーシックなバッグを作っても、仕上がりがきれいなこのグループの人々は、さらなる上を目指し、編み込み名刺入れ、コースターなどを次々と製作。カッター、シート、定規をきっちり使い、完成品も美しい。このレベルの作品だったら、人前で使うのに、抵抗はない。秩序と整理が好きな人に多い。

troさん製作

かわいい、新しいものが大好き派

ピーチやグレープ、銀、カラフルなのが好きなこのグループの人々。きっちり派よりも、完成度は劣るが、リボンをつけてみたり、ボーダー、今年は太めよねなどかわいさは外さない。iPhoneケース、ペットボトルケース、ワンちゃんとのお散歩バッグなど、アイディアは拡がる一方。好奇心旺盛派が多い。

ガムテバッグに手を出さない派

仕事で、テープを扱っているせいか、休みの日ぐらいは、テープを見たくない、触りたくないグループ。ガムテバッグのような工作系は、器用な女性がするものという固定観念を持っていたりする。でも、全く興味がないわけじゃない、どうせやるなら、きれいなものを作りたいし、かといって、カッターシートを買いに行ったりは、めんどうくさい。

筆者は、2番目と3番目のMIXである。アイディアは浮かぶが、行動力が伴わない。実際しぶしぶ作成してみると、不器用だからとてもイビツ…

でも、たくさんお散歩バッグやコースターを作ってしまった。
夜、黒い服を着て、黒い犬を連れて歩く際に、車にひかれそうになっていたが、色鮮やかなガムテバッグを持って、お散歩すれば、とても目立つから安全。この発色は、布ではなかなかない、ガムテならでは!しかも、わんこのおトイレもちゃんとバッグにしまって、ガムテ特有の石油製品の臭いで、消臭効果もあり、おしゃれ気分で快適なお散歩♪

アウトドアでは、土や砂にまみれて、お気に入りのバッグを何個もダメにしてきた筆者だが、雨・泥に強いガムテバッグは、惜しげなく使用でき、物の持ち運びも楽々。アウトドア派のお気に入りは、カモフラージュ柄。1年使用しているが、綻びもせず、とても丈夫。

筆者製作バッグ

troさん製作

子どものつんだお花を貼り付けて、ティアラもできてしまうし、どんどん創作作品が拡がるカラフルガムテって、すてき☆

troさん製作

troさんの熱いご指導を受け、ますますガムテ製作にはまった私たち…なんとか今夏までにはキット販売まで、こぎつけたいです。

ネーミングはいまのところ、gbk、まるで、AKBみたいで、ブレイク間違いなし!?
このコラムを読んで、作りたくなった人もそうでない人も、gbkをお店で発見したら、ぜひ手に取ってみてください。
(発売予定が決まりましたら、ホームページにてアップします。)

社員からの一言‐ガムテ効果

お裁縫は嫌いだけど、ガムテ製作は楽しい。
手作り物は、やったことなかったけど、ガムテを始めてから、色々作りたくなった。
ガムテの銀と赤は、とてもいい色。
蛍光色は、絶対あったほうがいい!
手作り作品を見て、娘に褒められた。
最初のころに比べると、腕が上がった。



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